黄昏みゅうぢっく〜歌のない歌謡曲に愛をこめて〜

昭和40年代の日本大衆文化の重要構成要素、「歌のない歌謡曲」のレコードについて考察します。

つまり、今日はそういう日なので(告知あり)

はい、宗内世津です。改めまして、「黄昏みゅうぢっく」へようこそ。

 

昨年のエイプリルフールの前日に、1年続けると壮大なハッタリをかまして、無事それを実行しつつ、元の場所に戻ってきましたが、世界は元の場所に戻ってきてはいません。それどころか、より深い闇に向かおうとしています。

黄昏みゅうぢっくを完結させて、新たな方向に舵を切る計画を着々と進めてきましたが、そう簡単に許される世の中にまだ至っていない。ならば、レジスタンスをさらに続けるしか方法はない。というわけで、今日も大ハッタリをかまします。1年で完結は撤回!さらに続けることを宣言します。

 

元々、1年かけて語れる程度の量の盤があると想定しつつ、実際のところそれに少し足りなかったため、「歌謡フリー火曜日」を設けて歌謡以外の歌無盤にもチャンスを与えることになりましたが、昨年4月を過ぎても盤の増加が止まらず(ほとんど家の外に出ることなく、ですよ…)、寧ろ黄昏を始めたことがきっかけで、新たな領域の開拓が加速したのでした。特に4回程「箱買い」を実行し、相当量の歌無歌謡以外の盤(そして若干のダブり)が増えるリスクも抱えながら、劇的な量の新ネタに恵まれたため、条件が不充分なネタを語るのを諦めたり、「歌謡フリー火曜日」を昨年いっぱいで廃止したりして調整を試みました。それでも、まだまだ語りたいネタは残っている。

というわけで、この「延長戦」はひとまず明日を皮切りに、6月3日まで続けることにします。

丁度ネタ切れになるというのもありますが、6月3日までの63日間に1枚ずつ語るとして、既に語った364枚に63枚を加算すると…ほら、歌無歌謡盤の選曲に親しみを覚える世代なら必ず解るあの数値、「目標」のあれが弾き出されるじゃありませんか!はい、狙っていましたとも。

そんなわけで、何らかの事情で使い物にならないネタや、曲のダブりがあまりにも多い盤、時期の面で大幅にスコープから外れる盤を除く、現段階で手持ちの歌無歌謡盤の殆どが語り尽くされる予定です。当然、今年正月のエントリで明かした「3ヶ月ルール」は引き続き適用されるので、3月3日以降に入手したレコードが取り上げられる可能性は全くありません。そして、昨年「歌謡フリー火曜日」に当たったため歌謡関係のテーマを設定できなかった日付にあたる水曜日のみ、誕生日を中心に今までの延長線上にあるテーマを設定し、それ以外は予め用意されている盤に対して何らかのこじつけを行い(主に3月までに祝えなかった誕生日で、当日の日付に近いもの)、それをテーマとします。勿論、予期せぬ訃報などで予定が変更になる可能性はあります。

6月4日以降は、「歌手別索引」を設けてさらなる歌無歌謡盤のバロメータに徹する予定です。恐らく、それが完結した段階で当ブログの役割は終了いたします。

 

そして、一度はしてみたかった、イベント告知タイム!

遂に「黄昏みゅうぢっく」がリアルな場に進出します。こんな世の中だからこそ、歌無歌謡を聴きながらささやかに、黙って呑みましょう!

「黄昏みゅうぢっくばあ・第一集/基本の100曲編」

4月20日(水曜日)に開催します。

場所は、宗内の母体がお世話になりまくっている新宿「無人島」。水曜日恒例の「サロンde虚無」に間借りします。

時間は19時~22時の3時間。いつ来ていつ帰って頂いても大丈夫なよう、特定のプレイ基準を設けません。ただひたすら気まぐれに曲を流し、宗内が喋ります(ソーシャルディスタンス厳守の上で)。レコードは実際流す環境にありませんが、選ばれたジャケット現物は見せます。

22時過ぎたらささやかにフリータイム。楽器持ってきてその場で歌無歌謡を演奏するもよし、聴き損ねた曲をアンコールリクエストするもよし、ファン同志の交流にお役立て下さい(ソーシャルディスタンス厳守の上で)。

チャージは、通常の無人島水曜日のルールに添い、飲み放題1500円(最初の1時間)+30分超越毎に800円とします。当然宗内も従います。健全に呑みましょう(ソーシャルディスタンス厳守の上で)!

以上、エイプリルフールのネタではありません!

f:id:knowledgetheporcupine:20220331060652j:plain

それでは再び、夢でいいから、明日より永遠に。