黄昏みゅうぢっく〜歌のない歌謡曲に愛をこめて〜

昭和40年代の日本大衆文化の重要構成要素、「歌のない歌謡曲」のレコードについて考察します。

今日はちょっと対策を練ってみました (with 再び告知)

キャニオン C-1102

最新全国歌謡ベスト16

発売: 1975年9月

 

A1 ふたりの旅路 (五木ひろし) 🅸

A2 深夜劇場 (中条きよし) 🅲

A3 天使のくちびる (桜田淳子) 🅷

A4 至上の愛 (西城秀樹) 🅷

A5 貴方につくします (八代亜紀) 🅸

A6 誘われてフラメンコ (郷ひろみ) 🅷

A7 中の島ブルース (内山田洋とクール・ファイブ) 🅷

A8 となりの町のお嬢さん (吉田拓郎) 🅶

B1 時の過ぎゆくままに (沢田研二) 🅺

B2 想い出まくら (小坂恭子) 🅸

B3 白いくつ下は似合わない (アグネス・チャン) 🅶

B4 あなたを待って三年三月 (森昌子) 🅳

B5 絵日記 (チェリッシュ) 🅴

B6 やすらぎ (黒沢年男) 🅴

B7 人恋しくて (南沙織) 🅵

B8 夕立ちのあとで (野口五郎) 🅶

 

演奏: 木村好夫

編曲: 竹村次郎

定価: 1,500円

 

さて、歌無歌謡イベントもあと6日後に迫ってまいりましたので、ここらでもう1発告知に力を入れさせてください(ほんと、土日じゃなくてすみません…と言いたいところですが、何せ土曜が一番きついのでね‥)

10/9イベント告知画像

「これぞ歌のない歌謡曲

《日時》

10月9日(木) 19:00~22:00

《場所》

Bar Doctor Head

x.com

《DJ》

あさみ

ウォーテルシャトウ

ケーシー最高峰

真鍋新一

丸芽志悟(=宗内世津、今更ですが)

めぐ

 

若き歌謡探究家・山下めぐさんの下に強者たちが集まります。僅かな時間の中、いかに濃い歌無歌謡万華鏡が展開されるのか?これからの歌謡界を担う新世代の皆さんにも、是非体験していただきたいひとときです。アレンジに興味津々の音大生の方とかにも!

ジャケット

さて、DJイベントみたいな機会に果たして向いてるのでしょうか、木村好夫先生のギターは。サブスクにもかなり音源が入ってきているし、雰囲気作りの素として再び脚光を浴びてはいるのだけど、演歌という文脈だけでは語り尽くせない一面もあるし、自分もしつこいくらいに畳み掛けてみたいとは思ってるのですけど、いつかは絶対。まぁ、買いやすいですからね、レコード自体。鬼のように高騰してるという例がまずない。

この盤は昨年12月16日に紹介した『スチール・ギターヒット歌謡16』とほぼ同時期にキャニオンからリリースされたもので、負けずにリスキーなジャケット。なので危険物扱いは避けられないところ。まぁ、そのエントリで書いた通り、『エロジャケ・ラウンジ』で歌無歌謡レコードをかけまくった時、お客さんの殆どが女性だったのは事実だったし、まぁ音楽マニア的視点から来てくれた方はあまりいなかったけど、そういうイベントで「この曲のギターはここがすごい!」なんて言ってもしょうがないし。この盤も、音楽的には流れてるだけでそれでいい、って程度のメリットしかないけど、やはり木村好夫にしか成し得ない魔法がそこここに効いてるんですよ。トップの「ふたりの旅路」から、好夫節炸裂。何が他の演歌インストから遠ざけてるって、それだとしか言えないのですよ。なら、ポップス系の曲はどうなのかということで、「至上の愛」を。バックのオルガンの響きにも煽られ、説得力充分の演奏で圧倒されるのだけど、サビの最後にかかったあたりのオルガンの不自然なフレーズにずっこけかける。その場末感もまた、人に説明するのが難しい。「時の過ぎゆくままに」の強烈なディストーションギターとの絡みもまた然り。洗練色が抜けてるとこがたまらない魅力なのですよ。

 

ジャケット貼る位置を変えてみたのは、単に紐付けするリスクを軽減するためですので念のため…(瀧汗