この曲をCCRの「雨を見たかい」と並列に語るのは罪なことですか…(汗
14位
作曲: 彩木雅夫
作詞: 永田貴子
編曲: 森岡賢一郎
69年2月1日発売/オリコン最高位2位
↑セルフリメイクヴァージョン。クール・ファイブのオリジナルくらい早く聴けるようにしてほしい…
🅰ユニオン・シンギング・オーケストラ (編曲: 中山順一郎、河屋薫) 21/4/16
いきなりテイストの違うイントロで強烈な印象を与えるブラスの響き。隙間の多いサウンドがかえって新鮮味を醸し出す。薄く切ったオレンジをアイスティーに…(違)
🅱ユピテル・グランド・オーケストラ (編曲: ?) 21/4/23
77年以降の録音と思われる。歯切れのいいドラムサウンドにちょっぴり違和感が…ベースも若干暴れ気味。
🅲スターライト・オーケストラ (編曲: ?) 21/4/28、21/7/25
これも新しめの録音だが、アレンジ的に場末色が濃くて違和感がない。好夫タッチながら若干カミールギターっぽい響き。キーが高いのも影響してるけど、好夫だとしたら異色過ぎる演奏だ。
🅳秋山実とニューサウンド・グループ (編曲: 竹村次郎) 21/6/2
リアルタイムヴァージョンを聴いてもそんなに前の二つとの違和感を感じない。12弦ギターのせいか、これも若干カミールっぽい。変速録音は絶対してないと思うが…
🅴Dovecot Sounds (編曲: 柳刀太) 21/6/6
これまた78年録音でモダンなサウンドだが、何ゆえにキー高めなんだろう。これは純粋なカラオケユースのヴァージョンなのに。コードが簡素化されていて、ガチで歌う気分になれない。
🅵ゴールデン・ポップス・オーケストラ (編曲: 森岡賢一郎) 21/7/9
これは原曲アレンジャー仕事なのでガチなサウンド。ただ、コーラスを欠くだけで相当色彩が違って聴こえる。
🅶吉岡錦正、吉岡錦英/クラウン・オーケストラ (編曲: 福山峯夫) 21/7/14
イントロのフレーズから大正琴が炸裂。チージーなオルガンで色付けを行い意表を突いてくる。歌い出しが「あなたひとーりー」(「に」は無し)という感じになっていてかなり悲しい…その直前の鉄琴がなんかいい感じ故にね…
🅷いとう敏郎と’68オールスターズ (編曲: 福山峯夫) 21/8/2
同じく福山峯夫アレンジなので、繋いでも全然違和感ないが、こっちはちゃんと原曲の譜割で演奏しているので素直に聴ける。でもやっぱキーが高めなんだな…
🅸木村好夫/レインボー・オーケストラ (編曲: 大柿隆) 21/9/25
サブスクにあるポニー扱いのヴァージョンと同じだが、若干音響処理が違うような気がする。レコード化されているこのミックスの方がエコーが強め。好夫ギターの真髄的プレイに、鍵ハモがエモく寄り添う。
🅹クリスタル・サウンズ (編曲: ?) 21/11/3
これまた相当後の録音。原曲の響きを研究し尽くした跡が窺えるが、薄くコンガが入っているのが面白い処置。Bメロの走り方も70年代ロックっぽい。
🅺荒尾正伸/オールスターズ・レオン (編曲: 小谷充) 21/12/18
トランペットで始まると正統派ムード歌謡という雰囲気が充満する。ストリングスが重厚に盛り上げロマンティック。
🅻稲垣次郎/コロムビア・オーケストラ (編曲: ?) 22/2/14
山田書院らしく若干せこさがあるが、分厚くストリングスが入っていてゴージャスなサウンド。2番はコルネットヴァイオリン。しかし、稲垣次郎さんの居場所がない…間奏にちょっとだけ…
🅼鶴岡雅義/テイチク・レコーディング・オーケストラ (編曲: 山倉たかし) 22/3/10、22/3/26
山倉マジックはそれほど大胆に効かせず、ギターを聴かせることに重点をおいたアレンジ。歯切れの良いサウンド作りでギターが味わえる。3コーラスフルに使って、微妙な変化を楽しませてくれるが、タイトルフレーズの後ろに入っているオルガンは不安感を煽る…
🅽ゴールデン・サウンズ (編曲: 荒木圭男) 22/4/17
ゴールデン・サウンズらしく特に色を感じさせないサウンド。まぁそれでいいのだけど。原曲のよさを忠実に再現。
🅾松本英彦と彼のグループ・ウィズ・ストリングス (編曲: ?) 22/5/18
かなりテンポを上げている。ダイエー・マイパックらしく、マイナー録音を借りたと思われるが、リアルタイム録音でない可能性も。Bメロの始まりでちょっとリズムに変化を加えているのが面白い。
🅿︎ヒット・キット・アイランダース (編曲: ?) 23/11/29
まったりとしたノリにハワイアンの味わい。このポルタメント攻撃が加わるだけで、イメージがかなり変わってくる。オッパチさんのプレイ(多分)からはカントリー色も多少浮かび上がってくるのだ。
以上、16ヴァージョン (18枚収録)。今回は平行線でしたね…